
『ノミ・マダニ』は予防が大切!
みなさんこんにちは、
クンクン岩田店です(*´∀`)
いやー、
お盆も終わり、
夏休みも残りわずかとなりましたね。
夏の思い出はたくさん作れましたか??
8月は、まだあと10日程残ってます!!
思いっきり夏を満喫しちゃいましょう☆
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さて今日は、
気温も湿度も高い夏から残暑の秋にかけて、
活発に活動するノミやマダニについてお話したいと思います。
みなさんは、
わんちゃんねこちゃんへのノミやマダニの予防はできていますか?
「刺されても痒いくらいでしょ?」
「みつけたら駆除すればいい」
・・・などと思っていませんか?
ノミやマダニは、とても恐ろしいんです!!
病気の予防のために、一緒に勉強しましょう。
まずは、『ノミ』について。
ノミは約3mmと小さく、毛の間を逃げ回ります。
探しても、ノミ自体が見つかるよりも『ノミの糞』がみつかることが多いです。
目の細かなクシで毛をすいてみましょう。
黒い小さな粒があったら、湿らせたティッシュに置いてみてください。
しばらくして赤茶色の色素が染み出てきたら…それはノミの糞です!
ノミが寄生している証拠です。
そして『マダニ』について。
マダニは5~10mm程度で、
成長段階や吸血の有無によって、大きさだけでなく形も変化します。
ワンちゃん・ネコちゃんの目の周りや耳に寄生していることが多いです。
マダニはクチバシを皮膚に差し込んで固定しているので、
もし見つけても、無理に引っ張らず病院でしっかり処置してもらってください。
ノミやマダニは非常に小さいのですが、
体内に多くの病原体を隠し持つ運び屋です。
刺された部位に皮膚炎が起こり、
痒いのはもちろん、他にも様々なトラブルが起こります。
ノミやマダニが多くの感染症を運んでくるという点が最も厄介です。
もちろん、ヒトに感染する病気も多く運んできます。
最近、マダニによる感染症で亡くなられた事例もいくつか報告されています。
感染してから、さらには寄生されてからでは遅いのです!!
ノミやマダニは、主に草の先で動物が通るのを待ち構えています。
そこで思うのは、「ウチの子は、お外に散歩に行かないから大丈夫」ということですね。
ノミやマダニは、
寄生されているワンちゃんネコちゃんが他の子たちに広めるだけでなく、
ハクビシンやアライグマなどの野生動物が広範囲に広めています。
つまり、
近所のお散歩、お庭、ベランダでさえも寄生されてしまうことがあります。
同居のワンちゃんネコちゃんでうつし合うこともあります。
もちろん、ヒトが持ち帰ってしまうこともあります。
完全室内飼育のワンちゃんネコちゃんでも油断はできません!
室内で生活している子もしっかりとした予防が重要となります。
もしノミやマダニに寄生された場合、
成虫はもちろん、成虫以外も駆除する必要があります。
室内に落ちた幼虫や卵も駆除する必要がありとても大変です。
ノミやマダニは驚異的な繁殖力を持っています。
13℃以上の環境で繁殖可能なため、一度室内に入ると繁殖が止まりません。
こういったことを防ぐためにも、
寄生される前の予防をしっかり行いましょう!!
そして9月くらいの少し暑さが和らいでくる時期が、
最もノミやマダニが活発に活動する時期となります。
7月8月だけではなく、涼しくなってからも予防は行いましょう( ・∇・)
体は小さくても恐ろしいノミやマダニ。
しっかり対策すれば怖くない!!
快適な生活をおくれるようにしましょう(*´∀`)
2016.08.19 Petshopクンクン 岩田店
